【中央区】映画こどもかいぎをシネスイッチ銀座で8歳小学生と見た感想

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[Chuo-ku] I watched the movie Kodomo Kaigi at Cine Switch Ginza with an 8-year-old elementary school student♡

こんにちは! 先日、こどもかいぎという名前の映画を見に行ってきました。電車に乗って、傘を差して、こどもと。こんな時代なので、わざわざ映画館に行かなくていいのですが、この映画はDVD化するかわからないなあと思ったんです。

シネスイッチ銀座は銀座・和光通りにありました。Cine Switch Ginza was located on Wako-dori, Ginza.

「こどもかいぎ」は知る人ぞ知る(?)豪田トモ監督の最新作(2022年7月公開)です。東都生協でお世話になっている組合員さんから、この監督の前作「うまれる」を教えてもらい、今回の映画は絶対みよう!と思いました。そんなわけで、今回の「東京の小学生とおでかけ!」のテーマは中央区・シネスイッチ銀座の映画「こどもかいぎ」です。※ネタバレありです※

“Children’s Kaigi” is the latest work (released in July 2022) directed by Tomo Gota. A member of the Touto Co-op told me about this director’s previous film “Umareru”, and I will definitely watch this movie! I thought. That’s why the theme of this time’s “Outing with Elementary School Students in Tokyo!”

映画こどもかいぎの感想

Impressions of the movie Kodomo Kaigi

この映画は、コロナが始まる前に都内の保育園にて約1年間をかけて丁寧に園児たちを撮影した、珠玉のドキュメンタリー映画です。映画「こどもかいぎ」の感想を一言で言えば、「すっごく面白くて、泣けて、じ~んときて、温かい映画」でした。そう、予告編を見て予想したとおりの映画でした。

This movie is a documentary film that carefully filmed the kindergarteners at a nursery school in Tokyo for a year before the corona started. If I were to sum up my impression of the movie “Kodomo Kaigi” in one word, it would be “a very interesting, heart-warming movie that made me cry.” Yes, the movie was exactly what I expected from the trailer.

「こどもかいぎ」っていう設定が面白い

The setting of “Children’s Kaigi” is interesting

引用:映画「こどもかいぎ」劇場情報

まず設定が面白いよね。「こども」が「かいぎ」をするっていう♪でも、本当に子供が会議しているんです。最初は、集中力が切れちゃっているんですけどね;5~6名のこどもが保育士さんというファシリテーターをはさみ、1年を通じて対話する。これはすごく良い試みだな~、と見てて思いました。ありそうで、ない。

First of all, the setting is interesting. It’s said that “children” are doing “kaigi”, but it’s really the children who are having the meeting. At first, my concentration is broken; five or six children interact with a nursery teacher as a facilitator throughout the year. This is a very good attempt, I thought. Likely or not.

シネスイッチ銀座では現在16:20~の会がありますが、いつまでやるかはわかりません。。

保育園だからできたんだろうな~。これが小学校だと先生大変すぎてできないもんね;そして、この映画の「大人のみなさん、話し合ってますか?」のキャッチコピーのとおり、大人になると話し合っているようで、実はあまり話合ってないかもな~;と私は思いました。言いたいことあっても、状況や相手によって引っ込めてたりする人が大人には多そう。忙しい毎日に流されながらの「会話」はしていても、「対話」はしてないなあ、なかなか。

子供たちがのびのびしていて個性全開でイイ

Children are relaxed and full of individuality.

予告編を見た瞬間から、この映画のこどもたちがどんな事を言うのかな?とワクワクしてましたが、期待を裏切りませんでした♡ どの子も素敵な子供ばかり。おしゃまな女の子や、おしゃべりが苦手で少しだけ乱暴な男の子。素直な子、優しい子、人前で話すのが苦手な子など、いろんなタイプの子供がいて、カメラを気にせずいろんな話をしてくれます。それがリアルで微笑ましかったり、時に(そうか~、そんな事考えてるのか~)と思わせてくれたり

From the moment I saw the trailer, I wonder what the children in this movie will say. I was so excited, but I didn’t disappoint ♡ Every child is a wonderful child. A girl who is pretentious and a boy who is not good at talking and is a little violent. There are various types of children, such as obedient children, kind children, and children who are not good at speaking in public, and they talk about various things without worrying about the camera.

印象に残ってるのは、「話が長い」と言われちゃう男の子がじぶんの話をさえぎられて、みるみるうちに顔がむくれて。「僕は今話してるのに!!」って途中から怒ってしまうと、「話が長いんだも~ん」と女子に言われてしまう。これは男の子からしたら面白くない事かもしれないけど、先生やママに言われるより図星で真理をついていて、ためになる経験だよね。こどもかいぎって、こどもが自由に意見を言える場所を提供することプラス、相手がどんな風に思っているかを聞ける学びのチャンス提供の場だなあ、と思いました。

I thought it would be great to provide a place where children can freely express their opinions, and also a chance to learn by listening to what others think.

撮影場所となっている保育園の施設も教育方針もス・テ・キ♡

The facilities of the nursery school where the photo was taken and the educational policy are su-te-ki♡

すみません、、。こどもかいぎの保育園の画像がないので、手持ちの、関係ないそれっぽい画像です。

映画「こどもかいぎ」では、こどもが会議するシーンと保育園で生活するシーンが、交互に織り混ぜられながらストーリーが進んでいきます。撮影場所となった保育園は東京都23区校外の保育園らしいです。すっごく素敵な保育園!施設も広めで庭もあってたっぷり遊べるし、園内もおもちゃや絵本やテーブルや椅子の並べ方など、すごく考え抜かれた構成で子供のことをすっごく考えている園だな~、と感じました。

In the movie “Children’s Kaigi”, the story progresses while the scenes of children’s meetings and the scenes of living in a nursery school are interwoven alternately. The nursery school where the photo was taken seems to be an off-campus nursery school in Tokyo’s 23 wards. A wonderful nursery school!

すみません、、。こちらも本文とは関係ない、昨日行った荒川ゆうえんの画像です、、!excuse me,,. This is also a picture of Yuen Arakawa who went yesterday, which has nothing to do with the text!

そして、その保育園の教育方針も良いなあと思いました。こども同士のいざこざは、基本的にはこども同士で解決させるのです。「先生~、◯◯くんがぶった~」と言われても、すぐに「〇〇くん、ダメでしょ!」と一方的に叱らない。「そうなんだ。あなたはどうしたいの?」と受け止めて、こどもに自分の考えていることを整理させて、できるだけじぶんで解決できるように促します。こどもと先生との距離感が絶妙でよいな!と思いました。先生が高圧的でないし、子供も甘ったれてないし。

「こどもかいぎ」全体に流れるこどもへのリスペクトの視線がすてき

“Children’s Kaigi” The respect for children flowing in all part is wonderful

こどもかいぎは保育園の年長さん(5.6歳)の子供が主人公で、こどもをテーマにした映画です。でも、こどもを子役として扱っているのではなく、素のまま、人間のままで不要な演出はしていません。バイアスがかかっていないので、(何この映画。たるい、長い!)と感じる人ももしかしているのかもしれません。(私は全くそう思いませんけど、今までたくさんの映画で信じられないようなコメントをネット上でたくさん見つけ、そういう人もこの世にいるのか~と思ったので)

Kodomo Kaigi is a movie about children, with the main character being a 5.6-year-old child at a nursery school. However, we don’t treat children as child actors, we don’t do unnecessary production as they are as human beings. Because there is no bias, there may be people who feel (what is this movie. It’s languid and long!).

すいません、良い画像ないのでまたまた手持ちのそれっぽい画像です。

私はこのドキュメンタリー映画を見て、もっと子供への視線からバイアスを外そうと思いました。忙しい日々の中では、省エネのためについ(どうせこんな事考えてるだろう)と、自分の子供のことでタカをくくってしまうことが私はあります。でも、こんな風にピーステーブルでじっくりと話し合ったら、本当はじぶんの子供も想像しないようなことを考えているかもしれません。以前は「今日あった良かった事と嫌だった事話そうよ」と子供を誘って実践してましたが、最近忘れてたな、、。また復活させよ。

嵐の東京でまあまあ混んでました、シネスイッチ銀座の「こどもかいぎ」

“Children’s Kaigi” in CineSwitch Ginza was reasonably crowded in Arashi’s Tokyo

この映画を見た日は、テレビで台風のことばっか特集している日でした。でも、台風の進度が遅めでした。だから、私は(地下鉄で行ったら、さくっと映画見て帰ってこれるんじゃん?)と思い、8歳こどもとサクっと外出して映画を見てきました。うちの8歳は電車に乗るのを嫌がってましたが、シネスイッチ銀座について映画を見た途端、誰よりもゲラゲラわらい、私のキャラメルポップコーンを全部たべ、家に帰ったら「ママ、こどもかいぎもう一回みたい」といったほど、気に入ってました。

ちなみに、この映画のナレーションは糸井重里さんで、前作のナレーションは大泉洋さんでした。そして、推薦の言葉には脳科学者の茂木健一郎さんなど、教育会・保育会等の大御所が多数「めっちゃよい映画!」とコメント寄せてます★この映画は単なる映画ではなく、社会的ななにか意味を持っていますよね。ペンは剣より強し。

脳科学者

茂木健一郎

こどもの脳をはぐくむために一番大切なのは、ひとりの人間として「スペース」と「時間」を与えること。

『こどもかいぎ』は、一人ひとりのこどもに対する愛とリスペクトに満ちている。

驚くほど深く本質をついた発言と、まさかの展開にびっくり。違いやぶつかり合いを乗りこえて「平和」や「共存」への道を見つけるこどもたちの知恵から、むしろおとなたちが学ぶべき。

こどもはもちろん、おとなの脳もはぐくむ素晴らしい映画です。

Shigesato Itoi was the narrator for this movie, and Yo Oizumi was the narrator for the previous film. In the words of recommendation, brain scientist Kenichiro Motegi and many other influential figures such as education and childcare groups commented, “This is a very good movie!” It makes sense, doesn’t it? The pen is mightier than the sword.

この映画に出てくるこどもが「話し合えばいいのになんで戦争するの?」と先生に尋ねるシーンがありますが、あれは名言。本当に、なんでロシアもいきなり人殺しちゃう人も、いきなり暴力なんだろう。やはり対話は重要ですね。対話が十分にされなかったから、寂しい気持ちになり、グサっ!なのかな。

ではでは、まだ夏の湿気は続きそうですが、お元気で~!

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