[Kawaguchi City] Movie Crayon Shin-chan 3D is Shin dimension! People who see it will get well ♡
クレヨンしんちゃんの映画って面白いですよね。わたしも子供と見るまでは一度も見たことありませんでしたが、毎回かなり高評価だったので観たところ、泣けました。(まさかの、、!)2023年のクレヨンしんちゃんの映画は、なんと3Dです。ドラえもんも3Dだったけど、ついにクレしんも、、!
The Crayon Shin-chan movie is interesting. I had never seen it until I saw it as a child, but it gets pretty high ratings every time and makes me cry.
そんなわけで、本日の「東京の小学生とおでかけ!」のテーマは「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司」の感想です。
※ネタバレありです。これから見られる方はスルーしてください〜。※
3Dだけど全然違和感なし!超能力シーンが迫力
3D but no sense of incongruity! Powerful psychic scene
クレヨンしんちゃんの2023年の映画♡ シン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーのあとを受け(?)、タイトルは「しん次元!〜」となってました。相変わらず、遊び心ありますね♡
Crayon Shin-chan’s 2023 movie♡ After Shin Ultraman and Shin Kamen Rider (?), the title was “Shin Jigen!~”. As usual, you have a sense of fun ♡
今回の映画の見どころは、なんといっても3Dなことではないでしょうか。クレヨンしんちゃんの平面的な絵柄が、どうやって3Dになるの、、!と思いましたが、いつにも増してプックリしんちゃんになり、可愛らしいですネ。
今回、3Dの効果はしんちゃんが走ったり空中を飛ぶシーンなどで、モロにありました。冒頭の怒ったみさえがしんチャンを追いかけるシーンは、テレビアニメの「ま〜て〜!」よりも映像が豪華で、めちゃくちゃ疾走感もあり楽しかったです♡
In the scenes where Shin-chan runs and flies in the air, the 3D effect was perfect. The scene in which an angry Misae chases after Shin-chan at the beginning was really fun with a sense of speed.
また、世界制服を狙う非理谷(ヒリヤ)のふたば幼稚園での超能力を使った戦いは、アトラクションのように見応えがあるシーンでした。このシーン、しんちゃん、めちゃ頼もしかった、、。今回の映画、悪役が現代を反映しすぎてる悪役で設定が現実感ありすぎなので、しんちゃんの天真爛漫さが安心材料となりました。
テレビドラマ界のエースが監督!
Directed by the ace of the TV drama world!
今回の映画の監督は大根仁監督(54)です。大根監督がこれまで数々のテレビドラマや映画で受賞されている実力派の方で、関わった作品は多すぎて列挙できないほど、、。(受賞はトリック、モテキなど)これまで、クレヨンしんちゃんの映画監督は数々のアニメ監督が手掛けており、「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」や「アッパレ戦国大合戦」は原恵一さんが担当されて大変評価が高かったです。
The director of this movie is Hitoshi Ohne (54). Director Daikon is a talented person who has won awards for numerous TV dramas and movies, and the number of works he has been involved in is too numerous to list.
今回の監督の評価はどうなのかな?と想像しながら映画鑑賞するのも、楽しいですね♪
ヒロシの靴下、深キョンの名曲などが小ネタが彩る爆笑シーン
Hilarious scenes with Hiroshi’s socks and Fukkyon’s famous songs
映画のテンポはとても良く、つまんないと思う瞬間がなかったですね。しんちゃんのオシリの動きや下ネタ(オナラ)が満載で、映画全編で「アハハ」と笑えるシーンが多かった気がしますw わたしの後ろの席の大人の人も、思いっきりアハハハ〜!と笑ってて、映画館の雰囲気がホノボノしてて良かったです。うちの子供(小4)も、何度も私の顔をのぞいてきて笑ってました。
The tempo of the movie was very good, and it was full of Shin-chan’s usual pushy movements and dirty jokes (farts). I was laughing so hard lol) It’s a movie that can be safely shown to children and adults can enjoy too ★
【私が特にウケた爆笑シーン(^o^)】
・運動会のシーンで上尾先生が変なナレーションを入れる
・しんちゃんが真剣に非理谷と戦うシーンで、みさえはしんちゃんが操縦すロボットのエネルギーを出すために、なぜか深キョンの名曲「キミノヒトミニコイシテル」を踊り歌う(→さすが、みさえ、、)
・国際エスパー調整委員会の池袋教授(CVよしもとの空気階段さん)と深谷ネギコさんが、話しながら語尾に方言が入るトコ
中でも私がハマったのは、みさえが歌う深キョンの歌の場面です。しんちゃんのご両親ってふたりとも大好きですが、みさえって結構ノリが良いから大好き♡ しかもこの曲、作ったのはピチカートファイブの小西さんみたいです。ピチカートファイブ、懐かしいな〜!
非理谷が悪の道に入った理由は「居場所を作れない社会」だったから
The reason why Firiya entered the path of evil was because it was a “society where you can’t create a place to belong.”
今回のしんちゃん映画の悪役は、冴えない風貌の若い男性、非理谷さんです。声は松坂桃李さん担当で、本当にお上手でした!(よっ!実力派夫婦!)冒頭、派遣社員のさんは駅前でティッシュ配りのバイトをしていて、なぜかスーツを着たサラリーマンの一味に「社会の底辺」呼ばわりされ、絡まれます。(→私も英会話スクールの正社員のときにティッシュ配りしたことあるから、なんで?と思いました。ちょっとこのシーン、強引じゃね?)
The villain in this Shin-chan movie is Mr. Hiriya, a dull-looking young man. At the beginning, a temporary employee is doing a part-time job handing out tissues in front of the station, and for some reason he is called “the bottom of society” by a group of office workers in suits and gets entangled.
さらに、非理谷のメンタルは推しのアイドルが一般人と結婚したことにより、どん底に陥ります。次第に社会を恨むように。最近、こういう犯罪者、非常に多いですよね〜!無敵のひとって言うんですよね。ぶっちゃけ、社会の中の個人には格差ありますもんね。でも、誰かひとりでも味方がいれば、「社会が悪い〜!」という悲しい心理にはならない気がします。
映画クレヨンしんちゃんの敵キャラが弱者男性と言うのが話題だが、この映画を観に来る層が「子供を連れた親子」が多い所が最高にパンチ効いてるよな。
— ゆきひろ (@NwxKsJPHOzJ0vPW) August 15, 2023
映画を観に来る層が勝ち組なんだよな.. pic.twitter.com/V9Dw3e5E2D
※ツイッターより引用
こういう感じで、勝ち組・負け組を意識するひとは最近多いようです。ツイッター内にも、しんちゃんの今回の映画を「和製ジョーカー」とする方もいて驚きました。そういう見方もあるのか、、!むしろ、非リアに敏感に反応する人々の多さが、現代の日本を物語ってますな〜。
確かにいま、若い人は日本に未来を感じにくい状況(メディアのネガティブキャンペーン全盛期で)になってます。(日本なんかまだマシな方で、韓国のほうがもっとすごいと書いてある記事も読みました。)
In this way, it seems that there are many people who are conscious of winners and losers these days. It is true that young people today are in a situation where it is difficult to see the future in Japan (during the heyday of negative media campaigns).
わたしは子供いますが、勝ち組にはほど遠い人生です。でも、非理谷さんみたいにならなかったのは、親がわたしを全力で可愛がってくれたからかな〜と思います。なにか魔がさす瞬間があっても、(親を裏切れない)と踏みとどまっています。その際、全力でこどもを可愛がる人は、親でなくても良いはずです。
「もしさ、非理谷くんみたいな状況になったら、どうする?」と子供に尋ねてみました。すると、「パパママが離れる前に、絶対やだ!と怒って暴れると思う」と答えました。非理谷くんは絶望が多すぎて、怒りを出すこともできなかったのでしょう。日本人は絶望しやすい人種だそうです、通常が温室育ちだから。こんなに安全で便利な国だけど、人間関係や受験で自殺する人も多いですな。(本当に絶望的な環境の方は除き)
しんちゃんのママとパパみたいな親がいる家庭って理想だな〜
A family with parents like Shin-chan’s mom and dad would be ideal~
クレヨンしんちゃんの家庭がいまはハイレベルというのは有名な話。この漫画が連載されたときは、「東京郊外の埼玉県春日部で冴えない営業をしている、ヒロシ」みたいな立ち位置でしたけど。いまや、ヒロシはそれこそ全然勝ち組になってるんですよね。そんなヒロシが映画の中で名台詞をいくつも連発するので、ぜひ映画館で観ていただきたいです〜!
映画クレヨンしんちゃんを初映画館だったけどめちゃ笑った😍
— 北区こどもとおでかけ好きなライター😃 (@sherry_turtle) August 11, 2023
ひろしの靴下すげ〜✨ゲスト声優さん皆うま〜🌻家族愛に泣ける〜😆
ひろしのラスト台詞
「未来を悲観してクサラず元気に頑張ろう」
「誰かを大事に世話したら自分にも返ってくる」は若者子育て世代に刺さるかも💓#映画クレヨンしんちゃん pic.twitter.com/BbZJyqbazQ
わたしが昔オンライン英会話で働いているとき、同僚が社長に向かって「うちの会社はベネッセや学研に比べて○○と○○が駄目」と言っていました。そのとき、社長は「確かにそうだけど、○○が駄目って弱点を挙げるだけなら、バカでもできるでしょ?限られたリソースの中で、どう戦うかを考え抜くのが社員でしょ?」みたいな話をしていて、そうだよな〜!と思いました。
わたしも野原家のパパママを見習い、こどもを幸せにして、日本の駄目な部分にばかり目を向け思考停止しないで、できることを日々努力しようと思いました★ そのため、今回の映画も「社会の弱者男性を勝ち組が説教した」という見方ではなく、「社会の弱者という気分になってしまった場合も!(2次元でなく本当はその辺にいる)仲間に心を開いて、元気に行こう!」というメッセージだと、わたしは受け止めました。
ではでは、台風でジメッとしている天気だと思いますが、体調にお気をつけてお子様とおでかけください。お元気で〜!!
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